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双眼鏡 アリーナHシリーズ (2012/株式会社ビクセン)
コンパクトでカラフルな双眼鏡のシリーズ。
従来機種の販売状況の分析から、コアターゲットを「人気アイドルグループのドームコンサートに行く母娘連れ」と設定した。必然的に従来の男性的な双眼鏡のデザインから離れて、携帯電話やファッション小物を選ぶ感覚で手に取ってもらえる製品にするため、デザインのトーンは「カラフル」「アクティブ」とした。
推しメン色を選ぶことが可能な多色展開、それにマッチしたカラー選定、主役である色を引き立てるシンプルでありつつ双眼鏡としての品位と保てる形状、とデザインは論理的に進められた。
ターゲットを絞り込むのは一見顧客層を狭めるようだが、中途半端なターゲティングでは結局誰にも響かない製品になる。 また、ある層に向けて絞り込んだ結果生まれた新しい価値が、その魅力ゆえに想定とは別の層からも指示されるということもままある。この製品は、ユーザの絞り込みがデザインにストレートに反映された例と言える。
これ以前にも単発で低価格帯のカラフルな双眼鏡は存在したが、この機種から始まった多色展開の双眼鏡は他社も追随し、新たな市場を作ることになった。(当初、上の4色で発売したが「松潤の色はなぜないのか」というバイヤーの要請によりこのシリーズにパープルが追加された)
コンパクトでカラフルな双眼鏡のシリーズ。
従来機種の販売状況の分析から、コアターゲットを「人気アイドルグループのドームコンサートに行く母娘連れ」と設定した。必然的に従来の男性的な双眼鏡のデザインから離れて、携帯電話やファッション小物を選ぶ感覚で手に取ってもらえる製品にするため、デザインのトーンは「カラフル」「アクティブ」とした。
推しメン色を選ぶことが可能な多色展開、それにマッチしたカラー選定、主役である色を引き立てるシンプルでありつつ双眼鏡としての品位と保てる形状、とデザインは論理的に進められた。
ターゲットを絞り込むのは一見顧客層を狭めるようだが、中途半端なターゲティングでは結局誰にも響かない製品になる。 また、ある層に向けて絞り込んだ結果生まれた新しい価値が、その魅力ゆえに想定とは別の層からも指示されるということもままある。この製品は、ユーザの絞り込みがデザインにストレートに反映された例と言える。
これ以前にも単発で低価格帯のカラフルな双眼鏡は存在したが、この機種から始まった多色展開の双眼鏡は他社も追随し、新たな市場を作ることになった。(当初、上の4色で発売したが「松潤の色はなぜないのか」というバイヤーの要請によりこのシリーズにパープルが追加された)
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パッケージデザイン
説明員のいない店頭でも商品の魅力を最大限アピールできるパッケージとしてデザインした。 倍率、防水などの機能説明もコンサート/ライブでの使用に特化した表現とし、対象ユーザに、「自分たち向けの商品」であることを認識してもらえるよう配慮した。
説明員のいない店頭でも商品の魅力を最大限アピールできるパッケージとしてデザインした。 倍率、防水などの機能説明もコンサート/ライブでの使用に特化した表現とし、対象ユーザに、「自分たち向けの商品」であることを認識してもらえるよう配慮した。