SONICWAREによるポータブル電子楽器のシリーズ。プロダクトデザイン全般を担当。
当初より同一のハードウェアプラットフォームを使った多機種展開を予定。
製造、組み立てに無理のないシンプルなキャビネット構成で、グラフィックデザインで差別化する構想。
第一弾のLIVEN 8bit warps 8ビット・シンセサイザー+ルーパー(2020)はごくシンプルなグラフィックからスタートした。
(この時点ではその後どういう展開になるか全くわかっていなかった。)
パッケージデザインもELZ_1の流れを汲みつつ、一番安価に海外工場で問題の起きにくいであろう段ボールに墨1色印刷で8bitの魅力を出そうと試みた。製品が届いた使ってみたというSNS上での投稿で、この箱も好意的に紹介していただくことが多く、これ以降、本体のプロダクトデザイン同様に箱のデザインに注力していくことになる。なお工場にドット絵風の画像をアタリ(仮画像)だと思われるなどの笑い話もあったとか。
LIVEN XFM マルチトラックFMグルーブボックス(2021)
異なる音源を新しい方法でミックスするということで、キメラのようなキャラクター「X君」をロゴとパッケージのモチーフに。
LIVEN BASS&BEATS wavetable ベースシンセ/リズムマシン (2022)
本体の2色、個装箱の黒1色印刷で可能な表現の幅を模索した。
LIVEN Lofi-12 Lo-Fi グルーヴ・ボックス・サンプラー (2022)
個人的に好きで聴いていたLofiサウンド特化機種。抑えめのトーンで評判のよいものとなった。
(Lofi、イギリスのティーンの間で勉強用BGMとして流行ったそうだが、聴いてると酒が飲みたくなるのは自分だけなのだろうか)
LIVEN Texture Lab グラニュラー・シンセサイザー/エフェクター (2023)
音を加工する過程をフローチャートのように図示するフラフィック。本体、パッケージともに実験機材のようなテイストでまとめた。
LIVEN Lofi-6 (2023)
「究極のLofiサンプラー」限定モデル。
MEGA SYNTHESIS​​​​​​​ (2024)
「80年代末に登場したあの世界的16ビットゲーム機の伝説的音源を完全再現」
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