グリップやつまみ、ノブなど手との関わりの深いもの、可動部がある製品デザインの例 プロダクトデザイン:ツジムラデザインスタジオ
道具のプロダクトデザイン(製品デザイン、工業デザイン、インダストリアルデザイン)
東京都渋谷区を拠点とするプロダクトデザイン事務所です。
デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話、双眼鏡、単眼鏡、フィールドスコープ、ライフルスコープ、アウトドア用品、電子楽器、各種のグリップやつまみ類に至るまで、手で使う道具類のデザインに数多く携わっています。

>プロフィール詳細はこちら
このページでは、手で使う道具類のデザインをするにあたって必要なことについてと、当事務所が行うデザインの方法とプロセスの紹介をしています。
(道具と言っても様々ですが、ここでは手で使う製品全般を指すこととします)
そのほかの当事務所の製品デザインの実績は上のメニューから「プロダクトデザイン」をご覧ください。
内部にメカや回路が内蔵される製品の場合は >家電のデザイン もご覧ください
そのほか製品のデザインについてのご相談はお気軽にどうぞ。
>お問い合わせはこちら

目次
・道具のプロダクトデザインに特有の要素
・使いやすい道具とは?
 ・公共物と私有物
 ・ユーザとシーンと道具の特性
 ・身体性
・どのデザイナー(デザイン事務所・制作会社)に依頼すべきか
・道具のプロダクトデザインのプロセス
・道具のプロダクトデザインの費用の目安
人の手や身体と関わりの深い家電製品(情報家電、日曜品、携帯電話、スマートフォン)の画像 プロダクトデザイン:ツジムラデザインスタジオ

大手企業と恊働して開発した、身体や手との関わりの強い製品デザインのプロトタイプの例

●道具のプロダクトデザインに特有の要素
近年、工業製品以外のWeb上のサービスやアプリケーションといった無形の製品もプロダクトと呼ばれ、それをデザインする人をプロダクトデザイナーと呼ぶようになりました。もちろんそれらも製品には違いなく、考えるべき根本の部分は共通しているのですが、webサービスと手に持って使う道具のデザインでは、職業として必要とされるスキルはかなり異なります。
物理的な製品、それも手で扱う道具のデザインとして適切な提案をし、それを製品として成立させるには、機構設計の基礎や製造方法についての幅広い知識が必要とされます。(毎回勉強ではありますが)
特に道具類は外観と機能が一体となって成立する製品も多く、デザインをするにはその道具の構造やその意味を理解する必要があります。製品の品質に責任を負う設計者(エンジニア)はどうしても保守的な設計になりがちなので(これは決して悪いことではありません)、場合によってはデザイン側から構造の提案をすることもあり、そんなときには設計のノウハウを理解していなければ説得力のある提案になりません。
構造、機構が外観と一体になる製品デザインの例 プロダクトデザイン:ツジムラデザインスタジオ

製品の重要な要素となった可変(変形)機構(可動部の構造)を提案し、実際の製品に採用された例

さて、「使いやすい道具」とは何でしょうか?
一般的には、直感的に使い方が理解でき、誤った使い方はしにくく、ユーザを迷わせずストレスなく、身体との関わりが適切に設計されていて疲れにくく無理なく快適に使える、というところでしょうか。
多くの人にとっての使いやすくする「ユニバーサルデザイン」の考え方もすっかり定着しています。(必ずしもできているとは言えませんが)
さらに私が大切だと考えていることをいくつか。
●公共物と私有物
不特定多数が接する公共の道具と、特定の家族や個人で占有的に使用する道具では設計・デザインの考え方の根本が異なります。公共の道具は誰でも初見で最低限使える必要がありますが、個人の道具は学習に期待ができるため「慣れればとても便利(つまり慣れないと使いにくい)」という製品が成立できます。造形や質感、空間に対する佇まい、ブランド力などによるモノ自体の魅力、所有の喜びがあれば「初見での使いやすさ」を全て帳消しにできるチートが発生するのは興味深いです。
この「公と私のデザイン」について詳細はブログ(note)に多くの実例を引いて書いていますのでぜひご覧ください。
>公と私のデザイン」
●ユーザとシーンと道具の特性
製品開発の3大要素は「ユーザ」「シーン」「ベネフィット」(誰がどう使ってどんな良いことがあるのか)と言われます。上の「公と私」とも関係しますが「一見して使い方がわからず、初めてではうまく使えない」という公共物ではとても許されないデザインが、ユーザとシーン次第では「慣れると使いやすい」「主張しずぎず空間になじむ」「所有する喜びがある」「理屈抜きに格好いい」などのポジティブな要素となりえます。
ユーザと使用シーンの想定、ユーザインサイト(はっきり意識に上っていない欲求)の考察は非常に重要です。
またその道具の特性(ライトユーザ向けかプロ向けか、使われ方、キャラクターなど)ももちろん製品のデザイン、設計に関わる大きな要素です。
身体性、手との関わりの深い、双眼鏡のグリップのデザインの例 プロダクトデザイン:ツジムラデザインスタジオ

クライアント様いわく、辻村はおそらく日本一多くの双眼鏡をデザインしたデザイナーのようです。(まだまだネタは尽きません)

●身体性
例えば「持ちやすいデザイン(設計)にしよう」という一見シンプルな意図に対しても方向は一つではなく、検討すべきことは様々です。その道具の使い方や人や手との関係、力の入れ方、重さとバランス、手に密着すべきなのか/つまむように軽く持つべきか(そしてそれぞれに向いた材質や質感もあります)。
指がかり・ホールド感は指先のひっかかりが良いのか、曲げた指の内側へのフィット感が必要なのか、または手の窪(てのくぼ)へのフィット(ものによってこれがかなり重要だったりします)なのかか。使い方、道具のキャラクター、ユーザとの関わり方によって最適な選択は異なります。

●どのデザイナー(プロダクトデザイン事務所・制作会社)に依頼すべきか
このように道具のデザインをするにあたって考慮すべき要素は多くあります。対して「プロダクトデザイナー(デザイン事務所)」にも機構設計に強い事務所、クラフト系が得意なデザイナーなど、その方向性と得意ジャンルは様々です。
道具というジャンルでより本質的なデザインでの問題解決からハイレベルな製品外観までを求めるのであれば、ユーザ心理の考察やコンセプト部分から提案でき、そのデザインを実現させるノウハウを持ったデザイナーと組むのが最善だと思われます。
ツジムラデザインスタジオでは、形に入る前にその製品をとりまく様々なことを考察し「どうあるべきか」を明確に定義してから形に落とし込みます。手で使う道具類、製品に多くの経験があり、また製造方法などの情報も日々アップデートしています。
早い段階から3Dデータ作成から3Dプリント出力品での持ちやすさ、使い勝手、サイズ感などの検証を「素早く、数多く」確認とリファインを繰り返すことができます。またスケッチやラフモデルはPDF、STEPなどのファイルで提出・共有可能で、設計データを反映させた外観3D形状をデータ納品するなどコミュニケーションも素早く行えます。
商品企画やエンジニアの方とのやりとりも大きな企業と比べるとスピーディに行えますし、中小企業に特化していますので費用も比較的抑えめの設定になっています。
道具類としてデザインの実績のある製品(ビルトインガスコンロ、家庭用浄水器、災害(防災)用品、電子楽器、調理器具、ベビー用品、医療機器、光学機器(ビデオカメラ、デジタルカメラ、天体望遠鏡(赤道儀、経緯台、三脚、コントローラー、関連製品等)、双眼鏡、単眼鏡、フィールドスコープ、ライフルスコープ、ルーペ))アウトドア用品(焚き火台)以外にも、工具、ハンドツール、電動工具、ステーショナリー(文具、文房具、筆記具)、事務用品、キッチンツール、キッチン雑貨、キッチン用品、調理器具、掃除道具、日用品、生活用品、生活雑貨、ドライヤーや掃除機などの手で使う家電製品、スマートフォン、HMD、ゲーム機、アクションカメラ、周辺機器、ガジェット類など、同様のスキルで製品デザインを担当することが可能です。
その他の実績については >プロフィールページ をご覧ください
※基本的に同時に1業種1企業様とのお取引となりますので、現在お付き合いのあるクライアント様と競合する製品のデザイン業務はお受けできません。詳しくはお問い合わせください。
プロダクトデザインのプロセスの例 プロダクトデザイン:ツジムラデザインスタジオ
●道具のプロダクトデザインのプロセス
当事務所でのデザインの進め方と各ステップの具体的作業内容や成果物について、詳しくはプロダクトデザインのプロセスページをご覧ください。)
●道具のプロダクトデザイン費用の目安
目安として比較的シンプルな製品で20-50万円前後、ある程度複雑なもので100万円前後、ブランディングや調査・コンセプト部分をしっかりやる必要のあるものは100万円〜、というのがおおざっぱな予算感の目安です(大手事務所の場合はこの2倍〜数倍だと思われます)。プロジェクトごとに詳細をヒアリングし、必要と思われる業務内容のご提案とともにお見積りをお出しします。それを元に内容の取捨選択、調整をして業務内容と費用を決定したのちに実際の業務にとりかかります。
ブランディングや調査・コンセプト部分の作業がどの程度必要か、製品の構成要素の複雑さ、必要なデザイン案の数、想定される製品形状や構造の複雑さなどで作業量が変わり、費用が上下します。また繰り返し類似ジャンルの製品デザインをご依頼いただける場合は、調査・コンセプトフェーズが短縮できるため、2製品目以降の費用は安く抑えられることが多いです。
製品開発、製品デザインについてお気軽にお問い合わせください。
>お問い合わせはこちら

>Home
ツジムラデザインスタジオ
辻村哲也


道具カテゴリーの製品デザインの実績の詳細(そのほかの実績例は「プロダクトデザイン」ページからご覧ください)

アイマッサージャー   双眼鏡swシリーズ   +met PROJECT   FirstPot   ビルトインガスコンロ+do